3歳になったミィー

2003年6月13日
6月でミィーは三歳になった。
月並みなようですが、長かったような早かったような3年だった気がする。

ふとした時に、ミィーといるシアワセを感じる。
ミィーと手をつないだとき、ミィーと一緒に歌を歌ったとき・・・。

リョーが3歳近くになったころから、すごく二人目が欲しいと思うようになった。
まわりも続々と二人目ラッシュになった。

リョーは、「子供が欲しいな。」と思ったときにすぐ妊娠した。
そして、「二人目が欲しいな。」と思ったときもすぐ妊娠した。
わたしにとって、子供をもつことは
「自分が欲しいなと思ったら、すぐ手に入れることができること。」だった。

その二人目の妊娠が、途中で残念な結果に終わったとき、とてもショックだった。
それ以降、全然妊娠しなくなってしまった。
「二人目不妊」っていうヤツ。

思い切って病院にも行ってみた。
でも「異常なし」。
ただただ月日が過ぎていくだけ。
段々、「子供が欲しい」という気持ちばかり募るようになった。
ヒトから、「二人目は?」と聞かれるのがすごく苦痛になった。
そして、他のヒトが「妊娠した」という話を聞くと落ち込んだ。

その病院に2年くらい通ってみたけど、なんだかこのままじゃいけない気がして、本で見つけた家から一時間以上もかかる病院に変えてみた。
その病院は、「不妊」専門で、予約してから6ヶ月もまたなくてはいけなかった。
診察に保険もきかない。
ダンナは、「リョーがいるんだし、わざわざそんな遠くの病院に通わなくっても。」と難色をしめした。
でも、もう「赤ちゃんが欲しい!」とノイローゼ気味になっていたわたしは、そんな声も耳に入らず「あとから後悔したくないから。」と押し切った。
ダンナはそれ以上何も言わなかった。

その病院は遠かったし、診察だけで万単位のお金がかかった。
そして、そこでも「異常なし。」といわれる。
でも、「運動不足だから運動しなさい。」といわれる。
リョーのバス通園をやめ、徒歩通園にしてみる。
なんだかそんな遠い病院まで通っていくうちに、「自分なりにここまで頑張ったんだから、もう二人目ができなくても、リョーと楽しく暮らせば(もちろんダンナもですが)いいかな。」なんて、
ふと肩の力が抜けたとき、ミィーを妊娠した。
その病院に通い始めて二ヶ月目の出来事でした。
「不妊」に悩み始めてから3年近くの月日が経っていました。

望んで望んで望んでやっと生まれてきてくれたミィーはいとしくてかわいくてたまらない。
もちろん、リョーも同じくらい可愛いよ。
でも、いろいろ悩んで苦しんだ日々を経て生まれてきてくれたミィーはしみじみ可愛い。

そんな日から三年が過ぎた。
これからも仲良くしていこうねミィーちゃん。


****

ミィーは時々、「ななほしや〜、ななほしや〜」と呪文のように唱えている。
ずっと何のことを言っているのかフシギだった。

今日、ミィーと一緒にテレビを見ていて納得。
教育テレビの狂言(?)のところの、「ややこしや〜、ややこしや〜。」でした。
なんかスッキリ。

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